祝!勤続50年

12月10日になり谷口常務が浅岡建設に入社し満50年を迎えました

1965年(昭和40年) 12月10日に浅岡建設にきた谷口常務は当時22歳でした。
世界ではアメリカが北ベトナムに軍事介入を始め、又シンガポールがマレーシアから独立、黒人運動指導者マルコムXが暗殺されたりと世界も大きく動いている時代です。
日本では東京都内の2500軒の銭湯が一斉に値上げを敢行したりしました。
その一年前には常務の人生を大きく左右する東海道新幹線が開通していました。
ここから先はご本人にお話しいただきました。

『浅岡建設には昭和40年10月8日に教授の紹介で面接にきました。
その以前の学生時代に東海道新幹線の試運転の試乗会があり応募しましたが抽選で外れてしまった経緯があり新幹線に強い憧れを持っていました。
そんな気持ちを持っている中、面接で新幹線の工事をやっている事を知り入社を決めました。
教授からは最低でも3年はがんばってこいと言われましたが気付けば50年が経っていました。
一番印象に残っているのは昭和44年10月に学生運動のデモ隊が線路に入り新幹線(当時国鉄)に投石を行い新幹線が止まってしまった時の事です。緊急で防護柵が必要となり、設計~施工まで任され昼夜問わず現場を動かし何とか竣工させました。
その一件で技術者として自信を持ったのを今でも鮮明に覚えています。
それから約半世紀、新幹線の安全を守るという強い意志を持って職務にあたりました。
協力会社や材料屋さん、関係者の皆様の協力があって本日を迎えました。
一人ではやってこれなかった事です、ありがとうございます』

常務の勤務した半世紀はまさに東海道新幹線と共に歩んだ半世紀でありました。
東海道新幹線の安全運航の一端を50年間支え続けた功績は偉大であり我々の誇りです。
谷さんおめでとうございます!
数知れないエピソードは常務の頭に保管されていますので是非尋ねてみてください。
東海道新幹線の全てを知っている男です。
最後に多くの支えて下さった関係者の皆様にこの場を借りて御礼申しあげます。



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